両親 大切さ

 

両親の大切さを知った話

僕は昔、事故に遭って体に深い傷を負いました。
その時の僕は既に物心がついていたものですから、親は鬱陶しくも、邪魔な存在だと思っていました。
実際に家では喧嘩ばかりで、怒鳴られては殴られ、とても今では考えられないような仕打ちを受けていました。
でも、僕も悪い事はわかっていたのです。勉強もあまりしなかったし、困らせる事ばかりしていた。

 

今では何故あのような事をしていたのか、親不孝者で馬鹿とさえ感じています。
その反抗期の時でした。僕が通学していると、なんとバイクと衝突してしまったのです。
もちろん吹き飛ばされて足も動かないし、体が痛いと唸りながらも救急車を呼んでもらい、何とか助かりました。
そして病院での処置が終わり、意識が戻りかけた頃。
僕の面倒を見ていてくれていた両親は泣いていました。
そうして、僕にごめんなさいといいながらも、ずっと手を握っていてくれました。

 

その時僕は、(あぁ、親って、家族って大事なんだな)と、強く思ったのです。
退院後、家族で話し合って、色んな人の協力を経て、今ではとても暖かい家庭になっています。
もしあの事故がなければ、今頃絶縁していたかもしれません。
僕はあの事故が起きて、生きていて良かったと思います。家族の愛、絆を再認識させてくれたきっかけとなってくれたのですから。